結城市議会 > 2022-08-26 >
09月07日-01号

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  1. 結城市議会 2022-08-26
    09月07日-01号


    取得元: 結城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-23
    令和4年第3回 定例会招集告示====結城市告示第149号 令和4年結城市議会第3回定例会を次のとおり招集する。  令和4年8月26日   結城市長 小林 栄     記 1 招集日時 令和4年9月7日 午前10時 2 招集場所 結城市議場令和4年結城市議会第3回定例会会議録(第1号)=======================令和4年9月7日(水曜日)午前10時00分開会 ──────────────────────── 議事日程(令和4年結城市議会第3回定例会・令和4年9月7日午前10時)第 1        会期の決定について第 2 議案第35号 令和4年度結城市一般会計補正予算(第3号)第 3 議案第36号 令和4年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第 4 議案第37号 令和4年度結城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第 5 議案第38号 令和4年度結城市介護保険特別会計補正予算(第1号)第 6 議案第39号 令和4年度下館・結城都市計画事業結城南部第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)第 7 議案第40号 令和4年度下館・結城都市計画事業結城南部第三土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)第 8 議案第41号 令和4年度結城市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第 9 議案第42号 令和4年度結城市水道事業会計補正予算(第1号)第10 議案第43号 令和4年度結城市公共下水道事業会計補正予算(第1号)第11 議案第44号 結城市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について第12 議案第45号 結城市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例について第13 議案第46号 市有財産の取得について第14 議案第47号 市道路線の変更について第15 認定第 1号 令和3年度結城市一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定について第16 認定第 2号 令和3年度結城市水道事業会計決算の認定について第17 認定第 3号 令和3年度結城市公共下水道事業会計決算の認定について第18 請願第 2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願第19 請願第 3号 加齢性難聴者補聴器購入に係わる負担軽減を求める請願第20 請願第 4号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべての農家経営への支援策強化を求める請願第21        一般質問 ――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した案件 ◯会議録署名議員指名 ◯諸般報告 ◯議事日程報告 ◯議会運営委員長報告 ◯日程第1 会期の決定について ◯日程第2 議案第35号=ないし=日程第17 認定第3号(一括上程、説明、質疑) ◯日程第2 議案第35号=ないし=日程第14 議案第47号(各所管委員会付託) ◯日程第15 認定第1号=ないし=日程第17 認定第3号(決算特別委員会設置付託) ◯日程第18 請願第2号=ないし=日程第20 請願第4号(所管委員会付託) ――――――――――――――――――――――――――出席議員(17名)  1番          秋元勇人君  2番          石川周三君  4番          上野 豊君  5番          大里克友君  6番          土田構治君  7番          會澤久男君  8番          大橋康則君  9番          佐藤 仁君 10番          平 陽子君 11番          安藤泰正君 12番          立川博敏君 13番          黒川充夫君 14番          早瀬悦弘君 15番          稲葉里子君 16番          大木作次君 17番          船橋 清君 18番          孝井恒一君 ――――――――――――――――――――――――――欠席議員(1名) 3番           滝沢利明君 ─────────────────────────説明のため出席した者 市長           小林 栄君 副市長          杉山順彦君 総務部長         小野澤利光君 企画財務部長       鶴見俊之君 市民生活部長       増山智一君 保健福祉部長       外池晴美君 経済環境部長       飯島敏雄君 都市建設部長       瀬戸井武志君 会計管理者会計課長   齊藤京子君 次長兼総務課長      山中健司君 参事兼秘書課長      関口寿幸君 教育長          黒田光浩君 教育部長         飯田和美君 監査委員         廣江敏男君 監査委員事務局長     佐藤栄一君 ─────────────────────────事務局職員出席者 局長           鈴木昭一君 局長補佐庶務議事係長  池田義則君 主幹           渡辺明矩君 ――――――――――――――――――――――――――令和4年結城市議会第3回定例会会期日程(16日間)日次月日曜会議別及び時刻摘要19月7日水本会議 午前10時○開会 ○会議録署名議員の指名 ○諸報告 ○会期の決定 ○議案上程 ○議案質疑 ○議案を各所管委員会に付託 ○決算特別委員会の設置及び決算の付託 ○請願を所管委員会に付託 ○散会29月8日木本会議 午前10時○開議 ○一般質問 ○散会39月9日金本会議 午前10時○開議 ○一般質問 ○散会49月10日土休会 59月11日日休会 69月12日月常任委員会 午前10時○総務委員会委員会室 79月13日火常任委員会
    午前10時○産業・建設委員会委員会室 89月14日水常任委員会 午前10時○教育・福祉委員会委員会室 99月15日木決算特別委員会 午前10時○決算の審査  総務委員会関係109月16日金決算特別委員会 午前10時○決算の審査  産業・建設委員会関係119月17日土休会 129月18日日休会 139月19日月休会(敬老の日)149月20日火決算特別委員会 午前10時○決算の審査  教育・福祉委員会関係159月21日水休会議会運営委員会委員会室169月22日木本会議 午前10時○開議 ○各常任委員長の報告 ○決算特別委員長の報告 ○各常任委員長の報告に対する質疑 ○討論 ○採決 ○閉会 ――――――――――――――――――――  〔議長 議長席に着く〕 △出席議員の報告、開会の宣告 ○議長(早瀬悦弘君) 御報告いたします。 3番 滝沢利明議員から欠席届が出ております。 本日の出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年結城市議会第3回定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 ――――――――――――――――――――  午前10時00分 開会 ―――――――――――――――――――― △議会に出席を求めた者の報告 ○議長(早瀬悦弘君) 地方自治法第121条の規定により、議会に出席を求めた者は、説明員一覧表により、御了承願います。 ――――――――――――――――――――会議録署名議員の指名 ○議長(早瀬悦弘君) 次に、会議録の正確なることを証するため、会議規則第114条の規定により、会議録署名議員に、 7番 會澤 久男君 8番 大橋 康則君を御指名いたします。 ―――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(早瀬悦弘君) 次に、本日の議事日程に先立ち、先般の定例会以降の諸般の報告を、局長補佐庶務議事係長をして報告いたさせます。議会事務局局長補佐庶務議事係長 池田義則君。 ◎議会事務局長補佐庶務議事係長池田義則君) 諸般の報告を申し上げます。 資料⑫、令和4年結城市議会第3回定例会議会報告の内容に従いまして順次御報告いたします。 諸報告第16号 閉会中における委員会活動に対する報告であります。本件については、資料にあります一覧表のとおりでございます。 諸報告第17号 債権の放棄についてであります。この件につきましては、結城市債権管理条例第19条の規定に基づき市長より提出がありましたので、御報告いたします。 諸報告第18号 令和3年度公益財団法人結城市文化・スポーツ振興事業団事業報告書並びに令和4年度公益財団法人結城市文化・スポーツ振興事業団事業計画及び予算の報告についてであります。この件につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき市長より提出がありましたので、御報告いたします。 諸報告第19号 市長から地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分について、地方自治法第180条第2項の規定により報告がありましたので、御報告いたします。 諸報告第20号 令和3年度結城市一般会計継続費精算報告書についてであります。この件につきましては、地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき市長より報告がありましたので、御報告いたします。 諸報告第21号 令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。この件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、監査委員の審査意見をつけて市長より報告がありましたので、御報告いたします。 諸報告第22号 例月現金出納検査の結果についてであります。本件は、市監査委員から令和4年7月分の例月現金出納検査の報告書が提出されましたので、御報告いたします。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(早瀬悦弘君) 以上で報告を終わります。 ――――――――――――――――――――議事日程の報告 ○議長(早瀬悦弘君) 次に、本日の議事日程について申し上げます。 令和4年結城市議会第3回定例会議事日程通知のとおり、日程第1 会期の決定についてから日程第20 請願第4号までの計20件を議事日程といたします。 ――――――――――――――――――――議会運営委員長の報告 ○議長(早瀬悦弘君) 議事に入ります。 日程第1 会期の決定についてを上程いたします。本定例会の会期につきましては、過日、議会運営委員会が開催されておりますので、委員長からその審査の状況及び結果について御報告願います。議会運営委員長 佐藤 仁君。  〔議会運営委員長 佐藤 仁君登壇〕 ◆議会運営委員長(佐藤仁君) 議会運営委員会の審査の経過及び結果について御報告いたします。 今期第3回定例会の会期及び上程される付議事件について、去る8月30日、議会運営委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。その結果、会期につきましては、令和4年結城市議会第3回定例会会期日程(案)のとおり、全員一致をもって本日から22日までの16日間と決定した次第であります。 次に、上程付議事件日程順序につきましては、議事日程のとおりと決定し、それぞれ所管の委員会に付託し、審査をしていただくことに決定いたしました。 また、今期定例会に上程される日程第15 認定第1号から日程第17 認定第3号までの計3件につきましては、従前の例により、議員全員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託することに決定いたしました。 なお、質問者は、決算事項に対する質疑を重点的に、質疑の回数は3回までとし、簡明にお願いすると同時に、答弁者も、質問の趣旨に沿って簡潔・明瞭にお願いする次第であります。 また、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、会議時間短縮のため、質疑は、答弁も含めて40分で打切りといたしますので、皆様の御協力をお願いいたします。 次に、請願につきましては、所管の委員会に付託することに決定いたしました。 次に、一般質問及び答弁は、通告に従い、質問者は、質問の要旨を重点的に、時間の配分を工夫して簡明にお願いすると同時に、答弁者も、質問の趣旨に沿って簡潔・明瞭にお願いする次第であります。 なお、質問・答弁中においても、質問持ち時間を経過した時点にて打切りといたしますので、所要時間の厳守をお願いいたします。 各員におかれましても、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。 ―――――――――――――――――――― △日程第1.会期の決定について ○議長(早瀬悦弘君) お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長より本定例会の会期について御報告がありましたように、会期日程(案)のとおり、今期定例会の会期は本日から9月22日までの16日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は会期日程(案)のとおりと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――― △日程第2.議案第35号=ないし=日程第17.認定第3号(一括上程、説明、質疑) ○議長(早瀬悦弘君) 続いて、お諮りいたします。 日程第2 議案第35号から日程第17 認定第3号までの計16件を一括議題に供したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御異議なしと認めます。よって、16件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――――――― 議案第35号 令和4年度結城市一般会計補正予算(第3号) 議案第36号 令和4年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第37号 令和4年度結城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第38号 令和4年度結城市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第39号 令和4年度下館・結城都市計画事業結城南部第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第40号 令和4年度下館・結城都市計画事業結城南部第三土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第41号 令和4年度結城市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 議案第42号 令和4年度結城市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第43号 令和4年度結城市公共下水道事業会計補正予算(第1号) 議案第44号 結城市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第45号 結城市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例について 議案第46号 市有財産の取得について 議案第47号 市道路線の変更について 認定第 1号 令和3年度結城市一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 2号 令和3年度結城市水道事業会計決算の認定について 認定第 3号 令和3年度結城市公共下水道事業会計決算の認定について ―――――――――――――――――――― ○議長(早瀬悦弘君) 報道機関より撮影の申出がありましたので、これを許可いたします。 初めに、小林市長から諸般の報告及び提案理由の説明を求めます。市長 小林 栄君。  〔市長 小林 栄君登壇〕 ◎市長(小林栄君) 令和4年結城市議会第3回定例会の開会に当たり、議長から発言の許可をいただきましたので、諸般の報告及び諸議案の提案理由につきまして、御説明を申し上げます。 それでは、諸般の報告につきまして、4件御報告を申し上げます。 まず、「北関東中学校野球大会」についてであります。 7月16日から30日にかけて、「第73回北関東中学校野球大会」を開催いたしました。 今大会は、連戦による選手の負担を軽減するため、土日、祝日を中心に3週間にわたって開催し、茨城県、栃木県から54校50チームの参加により、鹿窪運動公園野球場及び川木谷野球場の2会場で熱戦が繰り広げられ、桜川市立大和中学校が優勝し、筑西市立下館南中学校が準優勝、笠間市立笠間中学校が優良校に選出をされました。 猛暑の中ではございましたが、大会が無事終了できたことに対しまして、運営に御尽力されました関係者の皆様に感謝を申し上げます。 次に、「友好都市交流事業」についてであります。 今年で20回目の実施となりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により3年ぶりの開催となり、本市と福井市の子ども親善大使である小学校6年生各8人、計16人が相互に訪問し、交流活動を行いました。 まず、7月22日から24日まで福井市の親善大使が来結し、本市の親善大使とともに、藍染めや機織り、紬工芸体験などを行い、結城の歴史や文化に触れていただきました。 次に、本市の親善大使が、8月19日から21日まで福井市を訪問し、シーグラス工作、魚さばきを体験したほか、福井市立郷土歴史博物館での「関東の名族 結城氏と福井」を見学しながら福井の歴史や伝統を学びました。 引き続き両市の交流がさらに深まることを願っております。 次に、「ホストタウン交流事業」についてであります。 本市では、令和3年度、東京オリンピック・パラリンピックにおいて、カザフスタン共和国ホストタウンとなり、空手競技の事前キャンプを受け入れました。 今後も継続して地域の活性化やスポーツの振興を図ることを目的として、ホストタウン交流事業を実施してまいります。 今年度は、本市の空手道場出身で、東京オリンピックに出場いたしました染谷真有美選手、その姉で、世界選手権などでの優勝経験がある染谷香予選手をお招きし、8月6日に交流イベントを開催いたしました。 午前のトークショーには107人が参加し、世界中で戦ってきた経験や何事にも前向きな気持ちで取り組む秘訣などを伺いました。 午後の空手セミナーは、空手に取り組む小学生から高校生まで78人を対象に実技指導をいただきました。 世界トップレベルのアスリートと触れ合うことができる貴重な機会とすることができました。 多くの関係者の皆様の御協力に感謝申し上げます。 次に、「結城ジャズフェスティバル2022 サマーの開催」についてであります。 8月11日に、南部中央公園において、一般社団法人MUSUBITO主催結城ジャズフェスティバル実行委員会企画運営の下、「結城ジャズフェスティバル2022 サマー」が開催をされました。 当日は、宮本貴奈さんのスペシャルユニットや、本市出身の臼井かつみさんたちのバンドなど、3組の演奏が行われました。 市内外から約2,000人が来場し、ジャズをはじめとする一流の音楽に耳を傾け、夏の夜のひとときを楽しんでいただくとともに、新しい音楽文化の発信を行い、文化芸術を活用したまちづくりを推進することができました。 続きまして、提出いたしました議案等につきまして、御説明を申し上げます。 今回御提案申し上げております案件は、議案13件、認定3件でありますが、順次御説明を申し上げます。 初めに、議案第35号 令和4年度結城市一般会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、本市を取り巻く様々な状況の変化に適切に対応するため、関係する事業を追加または変更するとともに、引き続き新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業に取り組むものであります。 また、職員の新陳代謝を受け、関係する予算項目において職員等人件費を増額または減額するものであります。 補正予算の規模といたしましては、3億8,580万円の増額となり、補正後の予算総額は、190億110万円となっております。 歳入につきましては、地方特例交付金及び市債を減額する一方で、地方交付税国庫支出金県支出金、寄附金、繰入金、繰越金及び諸収入を増額するものであります。歳出につきましては、総務費では、窓口業務にセミセルフレジを導入し、キャッシュレス決済を推進することにより新型コロナウイルス感染症感染予防を図る行政改革推進経費公共施設等の修繕による長寿命化や改築による更新を計画的に推進するための安定的な財源確保を目的とする基金積立金、古民家、空き店舗及び外観施設等修繕改修費用の一部を支援することにより北部市街地の活性化を図る企業版ふるさと納税事業費マイナンバーカードの普及促進を図るため、新たに出張所に申請受付等を行う統合端末を整備するとともに、マイナンバー戸籍事務を連携するための機能整備を図る戸籍・住民基本台帳事務経費、令和3年度事業の実績報告に基づき国庫負担金や補助金を返還する税外収入過年度精算還付金などの増額が主なものであります。民生費では、ひとり暮らし高齢者等を対象とした緊急通報システム事業において、これまでの消防方式から看護師等が常駐するコールセンター方式に運用方法を切り替えることにより機器の購入が不要となることから、ひとり暮らし高齢者等緊急通報システム整備事業費を減額する一方で、民間保育所等での1歳児保育における保育士等の処遇を改善するほか、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するとともに、安全・安心な保育に資するため、各保育所等抗原検査キットを配付する民間保育所補助事業費などの増額が主なものであります。衛生費では、子宮頸がんワクチン接種積極的勧奨を差し控えた期間に自費で接種を受けた方の費用を助成する予防接種事務経費新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況下において、自宅療養者を支援するため、食料品等の物資を支給する新型コロナウイルス感染症自宅療養者支援事業費原油価格等の高騰などが要因となり電気料金が値上がりしたことから、健康増進センター維持管理に必要な光熱水費の不足分を補うため、施設管理経費をそれぞれ増額するものであります。農林水産業費では、人・農地プランに位置づけられた中心経営体等が生産の効率化に必要となる農業用機械等の導入を支援するとともに、次世代を担う新規就農者が経営開始直後においても安定した経営が図れるよう資金面で支援する認定農業者等育成事業費、もうかる農業の実現を目指し、高品質な農作物を安定的に供給するために必要な農業用機械等の導入を支援する園芸振興事業費などの増額が主なものであります。土木費では、緊急性や必要性を考慮した上で、市道の舗装補修工事を行う市道舗装補修事業費、入居者の退去に伴い空き家となった市営住宅を解体する市営住宅維持改修事業費の増額が主なものであります。消防費では、避難所における新型コロナウイルス感染症の拡大防止と衛生環境の向上を図るため、購入した備蓄品を適切に保管する倉庫を整備する避難施設・備蓄体制整備事業費、地域の防災・救護体制の充実を図るため、防災資機材等の購入にかかる費用を助成する自主防災組織育成事業費の増額が主なものであります。教育費では、原油価格等の高騰などが要因となり電気料金が値上がりしたことから、市内小中学校維持管理に必要な光熱水費の不足分を補うため、小学校管理経費及び中学校管理経費を増額するものであります。また、下り松地内に所在する大正天皇記念碑の周囲ののり面を補修する文化財保護事業費イベント開催時における参加者への感染症対策の徹底を図るスポーツ大会開催事業費、学校給食を安全かつ安定的に供給するため、追加して設備の修繕を行う学校給食センター運営管理経費などの増額が主なものであります。 債務負担行為補正につきましては、庁舎管理委託及び緊急通報システム事業委託を令和5年度当初から執行するに当たり、4年度中に契約事務手続を進めるため、債務負担行為を追加するものであります。 次に、議案第36号 令和4年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 補正予算の規模といたしましては、599万4,000円の減額となり、補正後の予算総額は、50億6,710万6,000円となっております。 歳入につきましては、県支出金及び繰越金を増額する一方で、繰入金を減額するものであります。歳出につきましては、職員の新陳代謝に伴う職員等人件費を減額する一方で、令和3年度事業の実績報告に基づき交付金を返還する過年度精算還付経費の増額が主なものであります。 次に、議案第37号 令和4年度結城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 補正予算の規模といたしましては、77万9,000円の減額となり、補正後の予算総額は、6億8,112万1,000円となっております。 歳入につきましては、繰入金を減額する一方で、繰越金を増額するものであります。歳出につきましては、職員の新陳代謝に伴う職員等人件費を減額する一方で、令和3年度における未還付分の保険料が確定したことに伴う保険料還付経費を増額するものであります。 次に、議案第38号 令和4年度結城市介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 補正予算の規模といたしましては、2,884万5,000円の増額となり、補正後の予算総額は、37億5,794万5,000円となっております。 歳入につきましては、国庫支出金及び繰越金を増額する一方で、繰入金を減額するものであります。歳出につきましては、職員の新陳代謝に伴う職員等人件費を減額する一方で、過年度に過誤納付となった保険料を還付する過年度過誤納還付経費、令和3年度事業の実績報告に基づき負担金・交付金及び補助金を返還する過年度精算還付経費を増額するものであります。 次に、議案第39号 令和4年度下館・結城都市計画事業結城南部第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 補正予算の規模といたしましては、36万7,000円の増額となり、補正後の予算総額は、1億556万7,000円となっております。 歳入につきましては、繰入金を増額するものであります。歳出につきましては、職員の新陳代謝に伴う職員等人件費を増額するものであります。 次に、議案第40号 令和4年度下館・結城都市計画事業結城南部第三土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 補正予算の規模といたしましては、104万6,000円の増額となり、補正後の予算総額は、6,954万6,000円となっております。 歳入につきましては、繰入金を増額するものであります。歳出につきましては、職員の新陳代謝に伴う職員等人件費、給排水施設の移設工事等を行う土地区画整理事業費を増額するものであります。 次に、議案第41号 令和4年度結城市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 補正予算の規模といたしましては、43万4,000円の増額となり、補正後の予算総額は、1億2,773万4,000円となっております。 歳入につきましては、繰入金を増額するものであります。歳出につきましては、職員の新陳代謝に伴う職員等人件費を減額する一方で、原油価格等の高騰などが要因となり電気料金が値上がりしたことから、処理施設等の維持管理に必要な光熱水費の不足分を補うため、施設管理経費の増額などが主なものであります。 次に、議案第42号 令和4年度結城市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 補正予算の規模といたしましては、収益的支出においては、3,359万8,000円の増額となり、補正後の予算総額は、12億3,941万円となっております。 資本的支出においては、403万4,000円の増額となり、補正後の予算総額は、6億3,296万3,000円となっております。 職員の新陳代謝に伴う給与費等について、収益的支出及び資本的支出の予算項目において増額または減額をするものであります。 また、収益的支出においては、浄水場等の電気料金の値上げに伴い動力費を、資本的支出においては、浄水場施設更新工事に伴い工事請負費をそれぞれ増額するものであります。 次に、議案第43号 令和4年度結城市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 補正予算の規模といたしましては、収益的収入及び支出においては、それぞれ2,117万9,000円の増額となり、補正後の予算総額は、収益的収入が12億8,479万1,000円、収益的支出が12億6,862万6,000円となっております。 資本的収入及び支出においては、80万4,000円の減額となり、補正後の予算総額は、資本的収入が7億3,090万3,000円、資本的支出が11億3,241万9,000円となっております。 職員の新陳代謝に伴う給与費等について、収益的支出及び資本的支出の予算項目において増額または減額をするものであります。 また、収益的支出において、下水浄化センター等の電気料金の値上げに伴い動力費を、公共下水道への早期接続を促進するための補助金をそれぞれ増額するものであります。 次に、議案第44号 結城市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 「地方公務員の育児休業等に関する法律」の改正に伴い、当該条例の一部を改正するものであります。 主な改正内容は、育児を行う職員の仕事と家庭生活の両立を支援するため、育児休業の取得回数の制限等を緩和するものであります。 次に、議案第45号 結城市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例について御説明申し上げます。 これまで国のガイドラインや市実施要項に基づき運営してきた放課後児童クラブについて、民間事業者への委託を含めた運営主体の多様化を図るため、当該条例を制定するものであります。 主な制定内容は、放課後児童クラブの業務、対象児童、保育料等について規定するものであります。 次に、議案第46号 市有財産の取得について御説明を申し上げます。 第10分団消防ポンプ自動車に搭載されているポンプなどの耐用年数が既に経過していることから、新たに消防ポンプ自動車を購入するため、7月7日に市内業者10者による指名競争入札を執行した結果、有限会社山本自動車商会と2,090万円で仮契約を締結したので、地方自治法第96条第1項第8号に基づき議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第47号 市道路線の変更について御説明申し上げます。 市道3198号線は、その一部が道路機能を失っており、全体を市道として整備、維持管理することが困難であるため、道路機能を失った部分を廃道とする変更を行うものであります。 次に、認定第1号 令和3年度結城市一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 令和3年度結城市水道事業会計決算の認定について及び認定第3号 令和3年度結城市公共下水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。 まず、認定第1号につきましては、令和3年度結城市歳入歳出決算書、主要事業成果説明書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書により御承知くださいますようお願い申し上げます。 次に、認定第2号及び認定第3号につきましては、地方公営企業法第30条第1項に基づき、別冊のとおり提出された令和3年度決算書における決算報告書、財務諸表及び事業報告書により御承知くださいますようお願い申し上げます。 以上3件の決算につきましては、監査委員による審査も終了しておりますので、その意見書を添えて認定に付するものであります。 以上、議案13件、認定3件の計16件について御説明を申し上げましたが、詳細につきましては、御質問により、私または担当部長より御説明申し上げますので、よろしく御審議の上、御決議、御承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(早瀬悦弘君) 以上で諸般の報告及び提案理由の説明が終わりました。 次に、令和3年度決算認定に当たり、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、決算審査の意見を監査委員に求めます。監査委員 廣江敏男君。  〔監査委員 廣江敏男君登壇〕 ◎監査委員(廣江敏男君) 御指名をいただきましたので、監査委員を代表し、令和3年度決算審査等の結果について御報告を申し上げます。 なお、各審査の意見は、船橋監査委員と合議の上、決定したものでございます。 初めに、一般会計及び特別会計について御報告いたします。 地方自治法第233条第2項の規定により監査委員の審査に付されました令和3年度の一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算について、去る6月27日から8月12日にかけて、監査委員室及び会議室等で、船橋監査委員監査委員事務局職員とともに決算関係書類を慎重に審査し、また、関係課長、担当職員からも説明を聴取し、実施いたしました。 審査に当たっては、本審査の対象である一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書がそれぞれ関係法令に準拠して調製されているか、計数に誤りはないか、財産の管理は適切か、さらに予算が適正かつ効率的に執行されているか、また、関係帳簿間にそごはないか等を主眼に、結城市監査基準に準拠し、実施いたしました。 審査の結果につきましては、各歳入歳出決算書及び関係書類は関係法令の規定に従い適正に作成されており、計数は、関係書類と符合し、正確に記されているものと認められました。 また、予算の執行、収支に関する事務、財務に関する事務についても、おおむね適正に処理されているものと認められました。 令和3年度の決算の概要は、一般会計及び特別会計の総額で、歳入308億2,914万6,000円に対し、歳出が288億46万5,000円で、歳入歳出差引額は20億2,868万1,000円となり、ここから翌年度へ繰り越すべき財源9,182万円を差し引いた当年度の実質収支額は19億3,686万1,000円の黒字となっております。この総額の決算を前年度と比較いたしますと、歳入は48億9,694万8,000円、13.7%の減少、また、歳出も53億6,134万6,000円、15.7%の減少となっております。 会計別決算の収支額を前年度と比較しますと、一般会計では、歳入が51億5,166万9,000円、19.7%の減少、歳出も56億7,621万6,000円、22.7%の減少となっております。一方、特別会計では、歳入が2億5,472万1,000円、2.7%の増加、歳出も3億1,487万円、3.4%の増加と、収支とも増加となっております。 なお、令和3年度においても、前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症対応に伴う国庫支出金等の増減により、例年とは異なる条件下での決算となっておりますため、一般会計については、単純には比較が困難な状況であることを申し添えます。 次に、財政の状況であります。 地方公共団体の財政状況を統一的な基準で比較するための統計上の会計である普通会計ベースでの本市の主な財政分析指標を見ますと、財源の余裕度を示す財政力指数は、令和3年度は0.73で、前年度に比べ、0.01ポイント、僅かながら減少しております。 財政運営の健全性を示す令和3年度の実質収支比率は14.1%で、前年度に比べ、4.6ポイント増加しております。 財政運営の弾力性を示す経常収支比率は83.9%と、前年度に比べ、8.3ポイント減少し、経常一般財源の活用の自由度が高まったものの、依然として高い水準にあります。 さらに、公債費が一般財源の使途をどの程度拘束しているかを示す公債費負担比率は10.5%で、前年度に比べ、0.7ポイント減少し、僅かながら改善しております。 財政指標を全体的に見ましても、改善の兆しがうかがえるものの、その幅は僅かであり、ほぼ横ばい状態で推移しているものと思われます。 次に、市債の状況であります。 令和3年度の市債発行額は12億8,800万円で、一般会計では12億7,680万円、特別会計が1,120万円であります。一方、令和3年度の元金償還額は、一般会計と特別会計を合わせて15億1,329万2,000円、利子分が7,378万3,000円で、決算年度末の現在高は177億4,976万9,000円となり、前年度に比べ、2億2,529万2,000円、1.3%の減少となっており、とりわけ特別会計では、1億2,164万7,000円、10.7%の減少を示しております。 市債は、世代間の負担の公平化、年度間の財政負担の平準化の機能がある反面、将来に過大な財政負担をもたらすおそれがあることから、残高の推移には十分留意いただきたいと思います。 次に、財産に関する状況であります。 公有財産のうち、土地については、鹿窪運動公園整備事業用地及び山川不動尊あやめ園用地の取得等により増加、建物では、結城小学校地内にあった青少年研修所の取壊しにより減少しております。 物品については、取得価格が1件につき50万円以上のものは、決算年度末で4品目増加して、391品目となっております。 債権については、奨学基金で10件、255万円の貸付けがありました。債権全体の回収額は626万2,000円で、年度末現在の貸付現在高は、前年度末より371万2,000円減少し、1億4,131万5,000円となっております。 基金につきましては、積立基金で財政調整基金、減債基金等が増額となり、一方、災害対策基金や環境基金で取崩しがあったものの、合計では9億6,618万7,000円の増加となっております。 なお、決算年度末現在の積立・運用両基金の現在高は、積立基金の総額が52億5,516万7,000円、運用基金の総額は9,966万5,000円となり、両基金合わせた基金の総額は53億5,483万2,000円となっております。 一般会計、特別会計の決算概要についてるる述べましたが、コロナ禍の収束が見通せない状況が続いておりますので、国、県等の動向や各方面の意見を聞き、市民のニーズに沿った事務事業を選定し、引き続き諸課題に適切に対応していただきたいと思います。 続きまして、地方自治法第241条第5項の規定により審査に付されました運用基金の運用状況につきましては、関係帳簿と符合しているか、各基金の設置目的に沿って適正に運用されているか等を主眼に審査いたしました。 運用基金の概要は、基金額に利子を加えた決算年度末現在の運用額が、4基金合わせますと1億1,972万円、うち当年度末現在の貸付額は1,005万5,000円となっております。 審査の結果、各基金は設置目的に沿って適正に処理されるとともに、基金の運用に際しては、リスクの回避と効率的な管理のために、金融機関の定期預金、普通預金を活用し、効果的に運用されているものと認められました。 一部貸付実績が低調な基金も見受けられましたが、貸付基金は、必要となった際に市民の安心感を担保するセーフティネットとしての機能を担うことも設置目的であり、一定の役割は果たしているものと思われます。 今後も各基金の趣旨の周知等により効果的な運用に努め、一層の成果を期待するものであります。 次に、公営企業会計について御報告いたします。 地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付されました水道事業会計及び公共下水道事業会計の決算報告書、財務諸表、事業報告書、その他の附属書類について、去る6月27日から8月12日にかけて、決算報告書、決算関係諸書類が適正に調製され、計数に誤りはないか、関係書類間にそごはないか等を主眼に、結城市監査基準に準拠して審査するとともに、各課長、担当職員からも説明を聴取し、実施いたしました。 審査の結果、水道事業会計及び公共下水道事業会計の決算報告書、財務諸表、その他関係諸書類はそれぞれ規定に従って作成されており、計数は、関係書類と符合し、正確に記されているものと認められました。 また、予算の執行、収支に関する事務、財務に関する事務についても、おおむね適正に処理されているものと認められました。 まず、令和3年度の水道事業の収支状況の概要から申し上げますと、総収益13億3,231万8,000円に対し、総費用は10億9,244万8,000円で、差引き2億3,987万円の純利益が計上されました。 なお、総収支比率は122.0%となっております。 また、資本的収支状況を見ますと、収入の1億1,613万3,000円に対し、支出が5億4,444万6,000円となり、収支差引不足額の4億2,831万3,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び減債積立金で補填されております。 給水人口が年々減少し、普及率もほぼ上限に近い状況の中、年間有収水量が前年度よりも減少したにも関わらず、有収率が94.5%と、2.1%アップし、また、給水栓数が僅かながら増加するなど、おおむね良好な経営状況が維持されております。 今後も人口減少社会、節水志向の定着、耐用年数を迎える浄水場設備や配水管等、厳しい経営状況を強いられるものと思われますが、公営企業として水道事業に課された公共の福祉の増進の運営原則と独立採算会計を基本とする理念を認識し、経費の節減、収益の確保、効率的な運営に努め、市民のライフラインと地域発展のインフラとして安全で安心な水を安定的に供給し、市民に信頼される水道に向け、引き続き経営基盤の強化に尽力されることを期待いたします。 続きまして、令和3年度の公共下水道事業の収支状況の概要を申し上げますと、総収益12億5,099万7,000円に対し、総費用は12億4,916万6,000円で、差引き183万1,000円の純利益が計上されております。 なお、総収支比率は100.1%となっております。 また、資本的収支状況では、収入の5億757万3,000円に対し、支出が8億8,958万6,000円となり、収支差引不足額の3億8,201万3,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填されております。 近年の多発する豪雨等に対応する雨水排水施設整備の増大や下水浄化センター施設、管路等の老朽化への対応等々、下水道事業を取り巻く環境は厳しい状況に置かれております。本市のような小規模で人口密度が比較的低い平たん地での事業では、スケールメリットを発揮することが困難なため、今後も現状の経営状況が継続するものと思料されます。 水道事業と同様に下水道事業は快適な生活のライフラインであり、社会・経済活動を支える不可欠な基盤でもあるため、地方公営企業法が求める公共の福祉の増進の下、老朽化施設、設備の計画的な更新を図り、健全な経営の確立に尽力されることを期待いたします。 最後に、健全化判断比率及び資金不足比率について御報告申し上げます。 審査に付されました地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定による健全化判断比率及び同法第22条第1項の規定による資金不足比率につきましては、それぞれの比率の算出に誤りはないか、算定の基礎となる書類は適正に作成されているかを主眼に照合、精査いたしました。 審査の結果、令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも正確に算出され、その算定基礎資料も適正に作成されているものと認められました。 健全化判断比率については、一般会計、特別会計、企業会計のいずれにおいても赤字が生じなかったため、健全化判断比率の4つの指標のうち、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は算出されず、実質公債費比率及び将来負担比率については、いずれも早期健全化基準を下回っておりました。 また、資金不足比率については、対象となるいずれの公営企業会計においても資金不足とならなかったため、資金不足額は算出されず、経営健全化基準を下回っておりました。 少子高齢化が進展する社会経済情勢の下で、歳入の根幹である市税の大幅な収入増を見込むことは困難な状況である一方、歳出では、社会保障関係施策の充実や老朽化した公共施設の更新等にも対応しなければならず、財政需要の増大は避けられないものと思料されます。このため、引き続き財源の確保や事業の効率化を図るとともに、後の世代に過大な負担を残すことがないよう、将来にわたり健全な行財政運営、健全な企業経営に努めていただくことを期待するものであります。 以上、一般会計、特別会計の決算審査、基金の運用状況の審査及び公営企業会計の決算審査並びに健全化判断比率等の審査の概要を申し上げましたが、本市の財政状況を考えますと、今後も厳しい状況が続くものと危惧されます。地方自治法が求める地方公共団体は事務を処理するに当たっては最少の経費で最大の効果を上げるようにしなければならない、また、常にその組織及び運営の合理化に努めなければならないという行政運営の理念を常に念頭に置いて、これまで以上に社会・経済情勢の変化と多様な市民ニーズに適切に対応した効果的、効率的な予算執行に努めるとともに、より一層の行財政改革を推進し、市政の健全運営に尽力されるよう要望いたします。 以上をもちまして令和3年度の決算審査等の報告といたします。 ○議長(早瀬悦弘君) 以上で監査委員の決算審査に基づく意見が終了いたしました。 休憩いたします。  午前11時00分 休憩 ――――――――――――――――――――  午前11時10分 再開 ○議長(早瀬悦弘君) 再開いたします。 これより質疑に入ります。質疑は分割して行います。 最初に、日程第2 議案第35号について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第2 議案第35号についての質疑を終わります。 次に、日程第3 議案第36号及び日程第4 議案第37号について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第3 議案第36号及び日程第4 議案第37号についての質疑は終わります。 次に、日程第5 議案第38号について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第5 議案第38号についての質疑は終わります。 次に、日程第6 議案第39号から日程第8 議案第41号までの計3件について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第6 議案第39号から日程第8 議案第41号までの計3件について質疑を終わります。 次に、日程第9 議案第42号について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第9 議案第42号についての質疑は終わります。 次に、日程第10 議案第43号について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第10 議案第43号について質疑を終わります。 次に、日程第11 議案第44号及び日程第12 議案第45号までの計2件について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第11 議案第44号及び日程第12 議案第45号までの計2件について質疑を終わります。 次に、日程第13 議案第46号について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第13 議案第46号についての質疑を終わります。 次に、日程第14 議案第47号について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御発言なしと認めます。よって、日程第14 議案第47号についての質疑は終わります。 以上で質疑は全部終了いたしました。 ―――――――――――――――――――― △日程第2.議案第35号=ないし=日程第14.議案第47号(各所管委員会付託) ○議長(早瀬悦弘君) 続いて、ただいま議題となっております日程第2 議案第35号から日程第14 議案第47号までの計13件につきましては、議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ―――――――――――――――――――― △日程第15.認定第1号=ないし=日程第17.認定第3号(決算特別委員会設置、付託) ○議長(早瀬悦弘君) 次に、お諮りいたします。 日程第15 認定第1号から日程第17 認定第3号までの計3件につきましては、議会運営委員長の報告のとおり、従前の例により、議員全員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御異議なしと認めます。よって、決算特別委員会を設置し、日程第15 認定第1号から日程第17 認定第3号までの計3件を付託することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。  午前11時16分 休憩 ――――――――――――――――――――  午前11時18分 再開 ○議長(早瀬悦弘君) 再開いたします。 決算特別委員会の正・副委員長が決まりました。委員長に大橋康則君、副委員長に土田構治君、御登壇願います。就任の御挨拶を、代表して大橋委員長にお願いいたします。  〔決算特別委員長 大橋康則君、決算特別副委員長 土田構治君登壇〕 ◆決算特別委員長(大橋康則君) ただいま佐藤議会運営委員長より御提案をいただき、決算特別委員会委員長に私、大橋が、副委員長に土田総務委員長が選任をいただきました。一言御挨拶を申し上げます。 決算特別委員会に付託されました認定第1号 令和3年度結城市一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 令和3年度結城市水道事業会計決算の認定について及び認定第3号 令和3年度結城市公共下水道事業会計決算の認定についての計3件につきましては、厳正・公正な審査を各委員さんの御協力を得ながら円滑に進めてまいりたいと思います。 なお、決算事項に対する質疑及び答弁は、要旨を重点的かつ簡潔・明瞭にお願いするものであります。 各員におかれましては、格段の御協力を賜りますようお願いをいたしまして、御挨拶に代えさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――― △日程第18.請願第2号=ないし=日程第20.請願第4号(所管委員会付託) ○議長(早瀬悦弘君) 次に、日程第18 請願第2号から日程第20 請願第4号までの計3件を受理しておりますので、この際お諮りいたします。 本請願を請願付託表のとおり、所管の常任委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(早瀬悦弘君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 以上をもちまして本日の議事日程は終了いたしました。 次回の会議は、明8日午前10時から開議いたします。散会いたします。  午前11時21分 散会 ―――――――――――――――――――― 会議録署名人  結城市議会 議長   早瀬悦弘        署名議員 會澤久男        署名議員 大橋康則...